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在宅診療でできる事(豆知識)

[2023.11.10]

訪問診療を始めようとする時、在宅診療でどこまでできるのかな?と不安に感じられることもあると思います。

そんな時はクリニックの相談員にご相談いただければと思うのですが、ここでも簡単に説明いたします。

点滴・注射:骨粗鬆症の注射や、脱水したときの点滴など、基本的な点滴や注射が可能です。頻度や量にもよりますが輸血も可能です。

麻薬:前回の疼痛緩和でもお話ししましたが、麻薬の処方が可能です。

内服・外用・注射と様々な形で投与させていただき、持続皮下投与専門のポンプなどを使用することもあります。

レントゲン・MRI・CT:大きな機械が必要なものは難しいです。検査をしてくださる病院をご紹介します。

血液検査:血糖値や炎症の数値、感染症抗体、腫瘍マーカーなど様々な検査が可能です。

ワクチン接種:インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、肺炎球菌など自治体から予診票が届くものの大半が接種できます。

健康診断:施設など入居する際の診断書作成はできますが、自治体補助の健康診断はできない項目が多いです。

診断書・意見書:難病や障害者手帳の診断書を記入できる認定医が在籍しています。

排泄医療管理:膀胱留置カテーテルの交換や腎ろう・膀胱ろうの管理

栄養管理:胃ろうの交換と管理。CVポート等からの高カロリー輸液管理(胃ろうの造設はできません)

皮膚ケア:創傷処置や褥瘡(床ずれ)処置、粉瘤の簡易除去

在宅でも、意外といろいろなことができるんです!皆さんが知りたい情報は載ってましたでしょうか?

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