登録・認定施設
ききょう会は在宅ホスピスケアによる専門的な医療を提供するため、各種専門施設としての登録や認定を受けています。
また、地域での在宅ホスピスケアの認知向上や推進、レベルアップのために、他医療機関からの研修受け入れや、学生実習の受け入れも積極的に行っております。
在宅緩和ケア充実診療所
当法人のクリニックは在宅緩和ケア充実診療所の施設基準を満たした訪問診療所として、届出済みです。
具体的には、機能強化型の在宅療養支援診療所(24時間体制、常勤医師が3人以上、年間の緊急往診数や看取り数が基準以上の施設等)であって、その中でも、次の要件を満たした施設が在宅緩和ケア充実診療所として届出のできる施設となっています。
細かい基準があるので全ては書ききれないのですが抜粋すると次のようになっています。
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日本緩和医療学会認定 研修施設
研修施設とは、医師が緩和医療専門医の資格を得るために臨床研修を受けるための施設になります。
ききょう会は日本緩和医療学会認定の研修施設となっており、緩和医療専門医の養成にも力を注いでいます。
日本緩和医療学会は緩和医療の専門性を確立し、緩和医療専門医を制度的に保証することで質の高い緩和医療を普及させている学会ですが次のような活動を行っています。
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ききょう会の医師も当学会に所属しており、緩和医療分野の最新研究や研修により常にアップデートを図り、日々の診療に活かしております。
なお、当法人には日本緩和医療学会認定の緩和医療指導医、緩和医療認定医、緩和医療専門医が複数名在籍しています。
その他資格取得等のための研修施設登録
公益社団法人日本看護協会 特定行為研修(実習)協力施設
当法人は公益社団法人日本看護協会の特定行為研修(実習)協力施設となっており、看護師が特定行為(輸液、褥瘡処置、気管カニューレや胃ろうの交換など)を行うための研修を支援しています。
医師の地域医療研修実施施設
地域医療研修は研修医が受けなければならない研修の一つです。
医師が将来にわたって地域医療において質の高い医療を提供できるよう、地域医療の現場で必要な知識、技能、態度を習得することを目的としています。
当法人では大学病院や地域の拠点医療機関から研修医を受け入れ、主に在宅医療と地域医療における多職種連携の研修に携わっています。
社会福祉士(ソーシャルワーカー)資格取得のための学生実習受け入れ施設
社会福祉士は福祉に関する助言、指導、援助を行う国家資格です。 医療施設や介護施設、行政機関などで医療や介護などに困っている方に対して、情報提供、各種専門職との連携による課題解決を行います。 当法人では医療ソーシャルワーク業務についての実習を行い、社会福祉士の養成を支援しています。
感染症法における医療措置協定
各種研修参加や講演などを積極的に行っております
在宅での終末期医療については日本ではまだまだ進んでおらず、病院が終末期医療の中心を担ってきました。
しかし、自分らしく自宅で最期を迎えたいという国民の声の高まりや、これを後押しする国の政策も受けて、徐々にですが自宅での終末期医療が受け入れられつつあります。
一方で、まだまだ認知や理解が進まない現状もあるため、ききょう会では在宅ホスピスケア・在宅緩和ケアに関する研修への参加や啓発活動を積極的に行っております。また、その他にも在宅医療や地域連携、ICT利用等に関する研修も行っております。
例)
- としま在宅医療連携担当者連絡会
- 東京都立大塚病院 地域連携勉強会 など